「日流」の逆襲!?(2)
2007年10月16日 (火) | 編集 |
カンナさん大成功です!(美女はつらいの)クォン・スンブン女史拉致事件肩ごしの恋人









韓国ポータル サイト“daum”のアンケート調査、10月に最も見たい韓国映画のベスト5は「M」「宮女」「幸福」「正しく生きよう」「肩ごしの恋人」の順位となっています。4位、5位は日本の原作モノ。
先月公開された誘拐コメディ「クォン・スンブン女史拉致事件」も原作は天藤真の「大誘拐」であり、驚異的な観客動員数を記録した「美女はつらいの」ほどではないにせよ、この作品もそこそこのヒットを飛ばしたようです。また、「ブラボーマイライフ」(ペク・ユンシク主演)という、市川準監督の「会社物語」を原作にした映画も公開されています。

「正しく生きよう」「肩ごしの恋人」の2本は10月18日に封切日がぶつかり、互いに興行を競い合います。こうした韓国映画の静かなる“日流原作ブーム”は依然進行中で、日本の小説・コミック・映画・ドラマなどを原作にした作品は続々と製作・公開が待機しているもよう。伝えられるところでは、「半島を出よ」(クァク・キョンテク監督/村上龍原作)、「プリズンホテル」(キム・スヒョン監督/浅田次郎原作)、「きらきらひかる」(チョン・ユンチョル監督/江國香織原作)、「あなたのかばん持ち」(「蒲田行進曲」つかこうへい原作)、「飛龍伝」(つかこうへい原作)、「火車」(ビョン・ヨンジュ監督/宮部みゆき原作)、「西洋骨董洋菓子店」(ミン・ギュドン監督/よしながふみ原作)、「生存」(かわぐちかいじ原作)、「ブルーもしくはブルー」(山本文緒原作)といった作品があります(立ち消えになったものもあるかも)。

また、こうした状況と併行して、日本に逆輸入される日流リメイク版&日流原作映画も増えてきました。「シングルス」「ラブ・レター」「私の頭の中の消しゴム」「オールドボーイ」「盗られてたまるか」「僕の、世界の中心は、君だ。」「フライ・ダディ」「愛なんていらない」などが公開され、さらに「肩ごしの恋人」(イ・オンヒ監督/唯川恵原作)、「カンナさん大成功です!」(韓国題「美女はつらいの」/キム・ヨンファ監督/鈴木由美子原作)、「黒い家」(シン・テラ監督/貴志祐介原作)、「覆面ダルホ」(キム・サンチャン,キム・ヒョンス監督/「シャ乱Qの演歌の花道」斉藤ひろし原作)、「アドリブ・ナイト」(韓国題「特別なお客様」/イ・ユンギ監督/平安寿子原作)等々が日本公開を控えています。

日本映画の韓国公開作品が増えるにつれ、キャンペーンで渡韓したり、韓国映画そのものに出演したりする日本の俳優も増えてきました。日韓両国の映画界の交流で互いに刺激し合い、韓流・日流の区別も付かないほど混沌とした映画状況になれば、きっと面白い映画が増えてくるんじゃないかと思います。

参考(中央日報)⇒「クールな素材求めて」日本の原作のぞく韓国映画界
「肩ごしの恋人」日本公開11月23日[公式サイト
「カンナさん大成功です!」日本公開12月15日[公式サイト

肩ごしの恋人大誘拐大誘拐鉄道員(ぽっぽや)素晴らしい一日 (文春文庫)黒い家
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テーマ:韓国映画
ジャンル:映画